
寒い冬は外から部屋に冷気が入り込み、暖房をつけても部屋がなかなかあたたまらないということがあります。しかしこの問題は、窓の防寒を行うことで断熱性が高まり、部屋があたたまりやすく省エネにも繋がります。冬に室内が冷える原因はいろいろありますが、窓は壁にくらべて厚みがなく、断熱材も入っていないので部屋を冷やす要因として特に大きいです。冬場には50%以上もの熱が部屋から外に流出していると言われています。
また室内のあたたかい空気が窓ガラス付近で冷えると、冷気が室内の床へ降下していくコールドドラフトと呼ばれる現象が起こり、足元が冷える原因にもなります。コールドドラフトによって天井と床ではおよそ5℃以上の温度差が生まれるとも言われています。まず手ごろにできる防寒対策は、窓に断熱シートや断熱フィルムを貼ることです。比較的手ごろな価格で室内の冷気を逃しにくくし、冷暖房の効率を高めることができます。
また断熱シートや断熱フィルムを貼る以外に、カーテンを変えることでも断熱効果が得られます。取り付け方も簡単で、普通のカーテンと同じようにカーテンレールにつけるだけです。断熱カーテンを床に垂らすことで外からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を部屋に留めてくれます。部屋の明るさを気にする人には、日光を通すタイプ商品を選べば断熱だけでなく明るさも保ってくれます。
暖房効率を高めると節電効果も期待出来るため、防寒対策はきちんと行いましょう。部屋の断熱性を高めることで、快適な住まいを実現し、寒い冬を乗り切ってください。
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